トップアスリートに瀬戸内海の海ごみ問題を学んでもらい、情報を発信してもらおうと笠岡市の北木島でツアーが行われました。

瀬戸内4県と日本財団が、海ごみ問題の啓発などに取り組む「瀬戸内オーシャンズX」の一環として行われたスタディツアーです。元新体操日本代表の松原梨恵さんら7人のトップアスリートが参加しました。

底引き網漁にかかった魚と海ごみの分別を体験したほか、島の漁師や子どもたちと砂浜の清掃活動も行いました。

(車いすバスケットボール元日本代表キャプテン 根木慎志さん)「意識がかなり高まって、自分ごととして思えたのが何よりよかったです。みんなの力で環境をよくすることを広めていくということをさっそくやっていきたいと思います」

(日本財団 海野光行常務理事)「影響力・発信力を駆使して、実際に自ら動くということを本当に期待したいなと思います」

日本財団ではアスリートやファンを通じて海ごみ問題の周知啓発を進めたいとしています。