東京都は都立高校の入試で設けている男女別定員を、来年度の入試から廃止することを明らかにしました。

東京都はこれまで108の都立高校の入試で男女別定員を設けていて、同じ高校の入試でも男女の合格ラインが異なることから「不平等だ」との声が上がっていました。

都の教育委員会はおととしから男女別定員の段階的な廃止を進めていて、来年度の入試からすべての都立高校で廃止することを明らかにしました。

都が今年度の入試の結果を分析すると、男女の合格最低点の差が最も大きい学校は51点で、性別に関係なく成績順で選考された場合に合格する女子は9校で、80人にのぼるということです。

都によりますと、全国の公立高校で男女別定員を設けているのは東京都のみで、都の担当者は「男女の不平等感を指摘する声があったが、進路指導に与える影響が大きいため、段階的な移行を行った」としています。