敬老の日を前に理容師の団体が山口県宇部市の病院を訪れて入院している患者らの髪を切る理容ボランティアをしました。


全国の理容師らでつくる全国理容連合会では敬老の日前の、9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と定めています。


この日は各地で病院や老人保健施設などで高齢者の髪を切ったり、まちを清掃したりする奉仕活動をしています。

宇部市の宇部リハビリテーション病院には山口県内の組合からおよそ20人の理容師が訪れ患者らの髪を切りました。


患者の女性
「美人にきれいに刈ってくださってよかった、ありがとうありがとう
記者(Qべっぴんさんになりましたよ)ありがとうございます!やっぱり気持ちがいいです」

病院には月に1回出張で理容師が訪れています。

病院によると、患者らは髪を整えてもらったあとには、治療にもいきいきと取り組むようになるということで施術を終えた人たちからは笑みがこぼれます。


理容師 品川輝成さん
「病院生活も刺激というか気分転換もなかなかないと思うのでその一環として貢献できているというのはこの仕事をしていていいことかなと思います」

この日は希望したおよそ130人が髪を切ってもらったということです。