新潟県加茂市で、秋の味覚「クリ」の収穫と出荷が始まりました。
今年は水不足の影響で小ぶりですが、日差しをたっぷり受けており、例年よりも甘~く仕上がっているそうです。

加茂市下土倉の山間部の広大な敷地で11日、秋の味覚「クリ」の早生品種の収穫が始まりました。クリは水分を含むことで大きくなるため、今年は梅雨明けからの雨が少なく例年より小ぶりとなり、収穫量としては2割ほど少なくなる見込みです。
一方でその分、太陽の光をたくさん浴び、糖度の高い甘~い栗に仕上がっているそうです。

【クリ農家 吉田忠さん】
「時間があるときゆっくりと山里に思いを抱き、気持ちも心もホクホクとなるように…。そんな感じで味わって頂ければありがたいなと」
出荷は品種を変えながら10月下旬まで続きます。
加茂市の農家18人でおよそ6トンの出荷を見込んでいて、新潟県内のスーパーマーケットで販売される予定です。
