岩国市の夏の風物詩錦川の鵜飼いは、昨夜、シーズン最終日でした。
乗船者は天候の影響もあり、目標を下回る3600人あまりでした。

最終日の昨夜は73人の客が5隻の船に乗り、錦川の遊覧を楽しみました。
今シーズンは6月30日から7月13日まで雨で川が増水したため中止を余儀なくされたほか、8月は台風の影響で多くのキャンセルが出ました。

102日の開催期間のうち舟が出せた日は85日で、乗船客は3627人でした。

コロナで制限があった昨シーズンよりは増えましたが、目標の4500人には届きませんでした。

船頭が足りないのも課題です。

岩国市観光協会・塩井亮太郎会長「船頭さんが不足して、盆あたりの繁忙期に予約をお断りしなくてはいけない現象が出ておりますので、船頭さんの募集・育てていくことを十分やっていきたい」

あすからは秋の遊覧が始まり、今月と11月は土日祝日を中心に「もみじ舟」などが運航されます。