新潟県は8日、災害発生時の非常用電源として、電気自動車を活用するため、日産自動車と協定を締結しました。

新潟県と協定を締結したのは日産自動車と販売会社5社で、8日、県庁で締結式が行われました。県内で、災害による停電が発生した場合、日産の販売会社にある電気自動車を無償で借りて、非常用電源として活用します。

【新潟日産自動車/日産サティオ新潟 上原洋明社長】
「避難所にいち早く電気自動車が駆け付けて、さまざまな形での電力供給をさせてもらうというのが電気自動車の持つ最大の存在価値だと」

また協定には、脱炭素社会に向けて電気自動車の普及促進を図るため、連携して取り組みを進めることも盛り込まれました。