入力した質問に人工知能AIが答えてくれる「チャットGPT」などの生成AIは、現在、様々な分野で急速に活用が進んできています。香川県はきょう(8日)から、こうした生成AIの、業務での利用をスタートさせました。

(茅原淳記者)「香川県庁で生成AIを活用するメリットは、と入れますと…時間と労力の節約など5つの項目の回答が出てきました」

香川県がきょう(8日)から業務での利用をスタートさせた生成AIです。6月から職員がシステム開発を進めるとともに、活用策の検討を進めてきました。

情報漏洩を防ぐため、庁内のシステムを介すると「チャットGPT」が質問を学習しない仕組みになっています。

(利用した県職員)「イベントのキャッチコピー案を考えてほしいというような」

(記者)「どうですか出てきた答えというのは?」

(利用した県職員)「たくさんいろんな案を出したいなという時に非常にスピード感もありますし、活用できる部分があるのかなと」

(香川県情報システム課 北村卓司課長)「AIを活用して生まれた時間を使って、人間でないと行えない領域の仕事の方に職員が注力していけるようにしていければと」

生成AIの活用で行政サービスがどのように変わっていくのか、今後の取り組みが注目されます。