午後2時、会見場に姿を現したのはジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子氏、さらに、所属タレントの東山紀之さん、井ノ原快彦さんです。ジャニー喜多川氏による性加害問題について、そろって深々と頭を下げました。
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長
「ジャニーズ事務所としても、藤島ジュリー景子個人としても、ジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております。被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」
これまで事実認定を避けてきたジャニーズ事務所。ついに、ジャニー氏の性加害を認めました。
そして、ジュリー氏はおととい、社長を辞任したということです。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長
「この度、新しく事務所の代表となりました、東山紀之です。まずは喜多川氏の性加害を認め、謝罪させていただきます」
新社長には東山さんが就任しました。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長
「私は年内をもって、表舞台から引退をします。今後は人生をかけて、この問題に取り組んでいく覚悟であります」
年内でタレント業を引退し、「人生をかけて問題に取り組む」。こう新社長としての思いを述べました。
ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐっては、先月29日、外部の専門家による特別チームが調査報告書を公表。事務所においては、1970年代から2010年代にかけて常習的に性加害があったと認定され、「少なくとも数百人の被害者がいる」とされています。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長
「本当に人類史上最も愚かな事件だと思います。(Q.性加害でジャニーズ事務所が果たした役割)喜多川氏と藤島氏の絶対的な存在がいたし、僕らやっぱり正しいと信じていた。今となっては大変恥じておりますが。それはやはり被害の拡大を生んだのではないかと考えております。恥ずかしながら何もできず、何の行動もしていなかった。ただ、噂としてはもちろん聞いていました」
特別チームの調査では、“同族経営が問題の原因になった”と指摘。ただ、株を100%所有するジュリー前社長は、代表取締役として会社に残ります。影響力は残らないのでしょうか。
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長
「補償が速やかに進めば、代表取締役からおりるということは考えております。株についてですが、今の時点では、私が100%の株を持っていることが補償についても非常に進めやすいと考えております」
会見では、「ジャニーズ」という社名を存続させるのかも問われました。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長
「これだけの犯罪ですから引き続き名乗るべきか、色々な解釈がみんなの中にもありました。今後はそういうイメージを払拭できるほど、みんなが一丸となって、頑張って行くべきなのかなという判断を今はしています」
現時点では、社名を存続させる考えだとしました。
また、メディアとの関係性については…
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長
「喜多川氏、そして事務所が全てが悪いんだと思います。そういうふうに思わせてしまった、そう感じさせてしまった。なので、僕自身がやることで対話が深まればいいのかなと」
そして、ファンへの説明を問われ、ジュリー前社長が感極まる場面も…
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長
「みんながそういうことがあって、今スターになっているわけではなく、1人ずつのタレントが本当に努力して、それぞれの地位を勝ち取っているので、そこだけは本当に失望していただきたくないし、誤解もしていただきたくないし、安心してこれからも応援していただきたいと心から思います」
性被害を訴えてきた当事者の会のメンバーはどう受け止めているのか。午後2時から事務所の会見を聞いていました。
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長
「ジャニー喜多川による被害はあったと認識しております。皆様に心よりお詫び申し上げます」
ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門副代表
「初めて被害者になった」
そして、午後4時すぎから会見を開きました。
ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門副代表
「まず、『事実認定』、『謝罪』、『救済』の道がひらけた、その点において喜ばしく思う」
ジャニーズ事務所に対して、被害者と対話をしながら救済制度を構築することなどを強く要望してきた当事者の会。事務所は「法を超えた補償をしたい」と繰り返しました。
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長
「法を超えて、訴えをいただいた方たちには真摯に向き合っていきたいと考えています」
ジャニーズ事務所 木目田裕弁護士
「厳密な証拠を求めて厳密に法的にするよりは、もう少し緩やかに。法を超えてきちんと補償してまいりたい」
事務所は具体的な金額や方法などについて、これから検討していくと詳細については明言しませんでした。
ジャニーズ性加害問題当事者の会 志賀泰伸さん
「謝罪・救済とか補償って当たり前のことで、具体策が全然見えなかった。経営者のスキルを身につけるのは年月がかかる、そんなに甘いものではないと思っています」
数百人とも言われる被害者の救済は長い道のりとなりそうです。
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