香川県は、踏切のトラブルが続く高松琴平電気鉄道・ことでんに対して、設備整備費用を支援する方針を固めました。

「ことでん」では、遮断機が下りないなど踏切のトラブルが、2015年以降17件続いています。

ことでんはトラブルの原因の1つに、「部品交換の費用が負担できないこと」を挙げていて、このため香川県ではことでんに対して、今年度の踏切の保安設備に関係する、ブレーカーや電源ケーブルなどの交換費用の半分にあたる約3230万円を補助する考えをまとめました。

「公共交通機関における、県民の安全確保のため必要だ」という判断です。香川県は9月14日に開会する9月議会に、補正予算として計上するとしています。