きょう、ウクライナ最高会議のステファンチュク議長が都内で会見を行い、日本からの支援に謝意を示したうえで、ロシアによる侵攻の終結に向け、国際社会の支持を改めて求めました。

ウクライナ最高会議 ステファンチュク議長
「今年の議長国である日本をはじめとするG7諸国が、我が国の領土の一体性と主権を支持してくださることに心から感謝します」

G7=主要7か国の下院議長会議に参加するため来日しているウクライナ最高会議のステファンチュク議長は、日本記者クラブで会見を行い、日本政府の財政的な支援やウクライナからの避難者の受け入れに対し、感謝の意を示しました。

また、長距離兵器の供与やパイロットの訓練など、欧米諸国の継続的な軍事的支援が今後の反転攻勢において不可欠だと改めて訴え、そのうえで、日本にも防空システムや砲弾の供与をお願いするつもりだと話しました。

さらに、アメリカメディアが報じた北朝鮮の金正恩総書記とロシアのプーチン大統領が近く会談を行う可能性について記者から質問が及ぶと、「いま繰り広げられているのは独裁国家と民主主義国家の戦いで、勝った方が次の100年の流れを決めることになる」として、この戦いに勝利する必要性を強調。

侵攻終結に向け、国際社会の支持を求めました。