今夏の高温と渇水による農作物の被害についての新潟県発表によりますと、9月5日現在の被害市町村の数は、8月29日の時点と比べて24から26に増え、農地面積は361ha増えて1181haになっています。

その内訳をみますと、南魚沼市や十日町市などで「稲」の新たな被害が確認されて被害面積は倍近くの707haとなりました。
そのほか「大豆・そば」は8ha増の336haに、園芸作物の被害として「カリフラワー」や「日本ナシ」などで7ha増の138haとなっています。
また、家畜では「乳用牛」4頭と「肉用牛」1頭の被害が新たに確認され、9月5日までで乳用牛24頭・肉用牛5頭が死んでいます。
5日の時点で調査中の市町村や、今後本格的な収穫期を迎える農作物もあることから、新潟県では今後も被害が増える恐れがあるということです。