インドネシアで開かれているASEAN=東南アジア諸国連合と日本、中国、韓国の首脳会議で、中国の李強首相は「新しい冷戦に反対すべきだ」と述べ、アメリカと歩調を合わせる日本と韓国をけん制しました。

会議の冒頭、李強首相は「習近平国家主席は、志を同じくすることがパートナーであると指摘している」と、わざわざ習近平国家主席の言葉を引用し、次のように述べました。

中国 李強首相
「私たちの関係で最も重要なことは、違いを残しながら共通点を探すこと。違いを共通点に変えること。そして、共通点を探すためにはお互いの違う点を認め合うことです」

そのうえで、「紛争は時に外部の不当な干渉から生まれる。ブロック対立や新しい冷戦に反対することが非常に重要だ」と述べ、アメリカと歩調を合わせる日本と韓国をけん制しました。

一方で、「誤解を解くための最も効果的な方法はコミュニケーションと交流を強化することだ」とも指摘し、日本などとの対話を重視する姿勢も示しています。また、中国経済について「今年設定した5%前後の経済成長率の目標を達成する見込みだ」との見通しを示しました。