■プロ野球 中日ー阪神 (6日 バンテリンドーム)

阪神は今季5度目の5連勝で優勝マジックを13とした。74勝44敗4分で05年以来、18年ぶりの貯金30、今季15度目の完封勝利でバンテリンドームで6年ぶりの勝ち越しも決めた。

1ー0とリードした9回に5番手・岩崎がマウンドへ。石川昂を三ゴロ、カリステを投ゴロ、ビシエドを自身の失策で出すも鵜飼を空振り三振に抑え、29セーブ目(3勝2敗)をマークした。

中日の先発・小笠原に対して打線は小野寺を1番センター、森下を3番、ノイジーを6番に入れるオーダーを組んだ。1回、小野寺がヒット、中野の犠打で1死二塁に。森下がレフトへタイムリーを弾き返し1点を先制。

なお大山のヒットと佐藤輝の四球で1死満塁とするがノイジーは二飛、坂本は空振り三振で追加点は奪えず。

先発・才木は今季16度目の登板で試合前まで6勝5敗防御率2.23。8月10日・巨人戦以来のマウンド。1回に1番・大島にヒット、岡林の犠打で1死二塁も細川、石川昂を打ち取る。

打線は4回、先頭・佐藤輝がヒットもノイジーは中飛、坂本は遊ゴロ併殺打に倒れた。

才木は4回1死から細川、石川昂に連打で一・二塁もカリステを右飛、ビシエドを投ゴロに仕留める。

5回の攻撃で先頭・木浪がツーベース、才木が犠打で送れず木浪は三塁憤死。小野寺のヒットで1死一・二塁から中野の中飛に、二塁走者・才木が戻れず併殺に終わった。

才木は6回には先頭・岡林にヒット。続く細川にフルカウントから四球を出すが投球がワンバウンドとなり、一塁ベンチ方向に逸れる。一塁走者・岡林は二塁を蹴って一気に三塁を狙ったが坂本が刺す。石川昂を中飛、カリステを空振り三振に取りスコアボードにゼロを並べる。

才木は6回を投げ89球、4安打、2四球、4奪三振の無失点で降板。

打線は7回2死から代打・ミエセスがツーベースも小野寺は遊ゴロで追加点を挙げれない。

7回は2番手・石井が1死から木下にヒット、福永に犠打で2死二塁で島本にスイッチ。島本は代打・宇佐見を二ゴロで無失点で切り抜ける。

8回の攻撃で中野は四球で二盗死、森下と大山の連打で一・二塁も佐藤輝は遊飛ノイジーは二飛に打ち取られる。

8回は4番手・桐敷が先頭・大島にヒットも岡林を二ゴロ併殺打、細川も空振三振で打者3人で退けた。

打線は9回に先頭・坂本が木浪がバント失敗の捕ゴロ併殺打で好機を失う。打線は11安打で1得点に終わった。

才木が自己最多に並ぶ7勝目(5敗)を挙げた。