ガソリン価格の高騰が止まりません。大分県内のレギュラーガソリンの価格は初めて190円の大台を超え191.6円となり、過去最高値を更新しました。
資源エネルギー庁によりますと、9月4日時点で県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は前の週から2.4円値上がりし191.6円でした。10週連続の値上がりで190円を超えるのは史上初めてです。また、ハイオクは202.5円で最高値を更新。軽油は168.8円でした。政府の補助金の縮小や原油価格の高騰などが値上がりの要因です。
統計史上最も高い価格に街の人はー
「生活が苦しいと思います」「バイト行ったり学校に行ったりでも車を使うのでないとしんどいので下げてほしい」「ちょっと気候が良くなったら歩けるところは歩いてなるべく、なかなか大変よね」「191.6円?そんなに上がっちゃいました?高くなりましたね」「見るたびにどんどんケタが上がっていって少し前まで170円だったのが180円と上がっていくのが目に見えてわかるのでしんどい」
こうした中、政府は10月中に全国平均価格を175円程度に抑えるための新たな補助制度を7日からスタート。6日時点で1リットルあたり9.7円だった補助額は7日から1週間は17.4円に引き上げられます。
今後の見通しについて石油情報センターでは補助額の引き上げにより来週は3か月ぶりに値下がりすると予想しています。