夏休みを終えたばかりの学校で、早くも学級閉鎖が相次いでいます。
「新型コロナ」と「インフルエンザ」の同時流行。
さらに薬局では「咳止め」不足も・・・
いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長に、現状を聞きます。

新型コロナ 5類移行後最多

新型コロナの定点あたりの報告数の推移を見ると、直近の8月21日~27日で19.07人と、5類移行後最多となっています。全国の約5000の医療機関からの報告では、8月27日までの1週間で、9万3792人の感染者が報告されています。

インフルエンザも同時流行 学級閉鎖も

ここで気になるのが、インフルエンザの感染者数の推移です。
8月21日~27日時点で1.40人と、流行の目安である1.0人を上回っています。

学級閉鎖も相次いでいます。

札幌市:小学校2校で学級閉鎖
名古屋市:特別支援学校で学級閉鎖
岩手県:小学校と子ども園で学年閉鎖
三重県:5日から県内2つの小学校で学年閉鎖
神奈川県川崎市:8つの小中学校で学級閉鎖

川崎市では、インフルエンザが流行したクラスと、新型コロナが流行したクラスが別々にあった小学校もありました。

コメンテーター 杉浦太陽:
同時流行は聞いていて、結構周りでも「かかった」って話がある。子どもたちが小・中・高・保育園にそれぞれ行っているので、心配です。