現地時間5日、イタリアで開催されている第80回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で、塚本晋也監督による最新作「ほかげ」がワールドプレミア(全世界初)上映され、上映後には超満員の観客から8分間に及ぶスタンディング・オベーションが巻き起こりました。
今回のヴェネチアには映画「ほかげ」から監督・塚本晋也さん、出演者の森山未來さん・塚尾桜雅さんが参加しました。上映後の観客とのQ&Aで塚本監督は「今後、戦争に行くとなったら若い人たちです。そういったことが起きないようにという願いを込めて制作しました」と思いの丈を伝え、上映を共にした観客たちに向け「観終わった後に、祈りの思いが伝わったという感触を非常に強く感じられました」と感無量の様子でした。
一方、森山さんは「ヨーロッパの映画祭に参加したのは僕自身初めて。ヴェネチア国際映画祭という場所にこの作品で来られて、本当に光栄です。監督の込めた祈りやエネルギーがこれからどういう風に観客に届いていくのだろうと楽しみでもあります」と、感謝と期待に満ちた思いを語りました。
「ほかげ」は戦争に翻弄されるひとりの女(趣里さん)を中心に、片腕が動かない謎の男(森山さん)や戦争孤児(塚尾桜雅さん)らが織りなす、民衆の目線から戦争を問う物語であるとのことです。映画はトロント映画祭(現地時間8日)での上映を経て、日本では11月25日に全国順次公開されます。
【担当:芸能情報ステーション】














