9月6日は「山口のヒロシマデー」です。原爆で亡くなった人を追悼し、平和を祈る式典が山口市で開かれました。

山口原爆死没者追悼・平和式典に、被爆者やその家族などおよそ100人が参列しました。この式典は、県原爆被爆者支援センターゆだ苑が毎年開いているもので、今回で49回目となります。今年は新たに5人の名前が原爆死没者名簿に載せられ、碑に納められました。

1973年9月6日に山口市で被爆兵士の遺骨の収集が始まったことから、毎年この日は核兵器の廃絶を呼びかける「山口のヒロシマデー」とされています。

被爆者代表山口市原爆被害者の会 永野和代会長
「戦争のない、核兵器のない平和な時代が末永く続くことを心から願いつつ、みなさまがたの安らかな眠りをお守りしたいと思います」

参列者は献花台に花を手向け、故人を追悼するとともに平和への祈りを捧げていました。