スペインのサッカー連盟は、サッカー女子ワールドカップで優勝に導いた代表チームの監督を解任しました。連盟の会長が代表選手の口にキスをし、批判を浴びている問題にからむ人事だとみられています。

スペインサッカー連盟のルビアレス会長は、先月20日サッカー女子ワールドカップの表彰式の際、優勝したスペイン代表の選手の口にキスをしたことが強い批判を浴びていますが、辞任は拒否しています。

スペインのサッカー連盟は5日、ルビアレス会長の言動を謝罪する声明を発表し、女子代表チームのビルダ監督を解任したと明らかにしました。

解任の理由は明らかにしてませんが、地元メディアはビルダ監督がルビアレス会長と関係が近く、連盟の臨時総会でルビアレス会長がキスは合意の上だと強調し、「偽りのフェミニストたちが私を殺そうとしている」などと述べたスピーチの際に拍手するなど、発言を賞賛したことが理由だとみています。

この問題をめぐっては、スペインの女子代表選手らが、国際試合の出場を拒否しているほか、男子代表チームもルビアレス会長の行為を「容認できない」と非難する声明を発表しています。