県の構想と逆提案、その違いは

改めて、県の構想と今回の逆提案について確認します。

県の構想では、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合して名取市に、東北労災病院と県立精神医療センターを併設して富谷市に移転。

また、新たな提案として名取市の県高等看護学校の跡地に、新たに民間の精神科病院を誘致するとしています。

これ対し、県精神科病院協会の逆提案では、名取市の県立精神医療センターは、現在地の向かい側に建て替え、さらに富谷市には、精神科病院を新たに誘致すべきとしています。

県が仙台医療圏の再編構想を打ち出して3年あまり。患者の立場を最優先した議論が求められます。