逆提案に村井知事の答えは
村井知事:
「(逆提案の)富谷市になると自分で土地の手当てをしてもらうことになる。現時点でもかなりハードルが高い。審議会の意見がどのような形になろうとこれ(民間の病院誘致)は進めていく」

こうした中、5日、県庁の前には、県の4病院再編構想に反対する市民団体のメンバーらおよそ100人が集まり「知事は患者やその家族の声を聞くべき」などと声を上げました。

ともに仙台市政をつくる仙台市民の会 新里宏二会長:
「選挙での公約がすべてであって、そこで暮らす住民、患者、医療関係者すべてを無視して、自分の公約のために無視しているのが露呈したのではないか」

この街頭行動は、県議会9月定例会の開会にあわせて行われたもので、参加した市民らは「十分な説明がないまま4病院の移転・集約構想が強硬に進められている」「知事の提案は誠実さに欠ける」などとして、今後も反対運動を続けていくとしています。