心肺蘇生など救急救命措置について、児童がオンラインで学ぶ特別授業が5日、大分市の小学校で行われました。
この授業は「救急医療週間」に合わせて大分市の高田小学校で行われました。5日は医師や消防隊員が講師となり、6年生68人に救急救命の重要性やAEDの使い方などをオンラインで説明しました。
また、子どもたちはペットボトルを使った心肺蘇生を体験。「強く・早く・絶え間なく」を心がけながら真剣な表情で取り組みました。
(児童)「人が倒れていた時にどういう風にすればいいかよくわかった」「胸骨圧迫は押すだけだと思ったが、押す位置があってびっくりした」「救命措置をしたら助かる率が2倍になる」「心臓マッサージをAEDが来るまでしたい」
大分救急医学会によりますと、一時的な救命措置が必要とされたケースは大分市内で年間500件近く発生しているということです。