岸田総理は、ASEAN=東南アジア諸国連合の関連首脳会議とG20サミットに出席するため、最初の訪問国インドネシアに向け、先ほど羽田空港を出発しました。

岸田総理は今年、友好協力50周年を迎えた日本とASEANの協力関係をさらに深めたい考えです。また、G20サミットでは「議長国インドと連携し、G7サミットの成果をG20につなげる議論を行いたい」と話しました。

一連の会議には中国の李強首相も出席を予定していて、福島第一原発の処理水をめぐり、やりとりが交わされるかが注目されます。

岸田総理
「(ALPS処理水について)わが国の取り組みについて、理解や協力が得られるよう説明を尽くしていきたい」

一方、内閣改造・党役員人事の日程については「タイミングはまだ決まっていない」と述べるにとどめています。