職場体験学習の一環として大分市の中学生が4日、大分海上保安部で模擬捜査などの体験学習をしました。
職場体験で4日、大分海上保安部を訪れたのは大分市立碩田学園の中学2年生4人です。生徒は海難救助や警戒活動など海上保安官の仕事について学んだあと、窃盗事件を想定とした模擬捜査を体験。被害者に話を聞いたり、犯行の瞬間を撮影したり捜査を進めていきます。
(中学生)「パンと釣り竿は自分で買いましたか?」「それは窃盗ですよね」「窃盗の罪で逮捕します」
また、生徒たちは4メートルを超えるロープを使って係留時や救助の際に使うほどけにくい結び方を学びました。
(中学生)「非日常で楽しかった」「海保は緊急時には陸のところにも行き、日本全体を守ってくれるいい仕事だと思った」
この後、生徒たちは巡視艇「せきかぜ」に乗り込み、別府湾のパトロールに出発しました。