岡山県を代表する百貨店グループとともに地域の魅力を発信しようと、高梁市が天満屋グループとの包括連携協定を結びました。

高梁市役所で開かれた締結式では、天満屋の斎藤和好社長と近藤隆則高梁市長が協定書を交わしました。

天満屋グループには、百貨店をはじめ旅行会社・広告代理店など22の会社があり、協定では「各店舗での農林水産物の販売」「観光情報の発信」なども盛り込まれています。

天満屋グループと自治体の協定締結は、岡山県内では高梁市が初めてで、協定による地域活性化に期待が高まります。

(天満屋 斎藤和好社長)
「百貨店ですので、当然物を販売するところが中心になりますけれでも、これからは物だけではなく、我々グループのそれぞれノウハウを生かして課題の解決に向かっていきたいと思います」

(近藤隆則高梁市長)
「ノウハウをいただけるということになれば、より住民のみなさんが満足して、またここに高梁に住んでよかったじゃんて言っていただけるような取り組みができるんではないかなと」

天満屋グループでは今後、岡山県内のほかの自治体との連携も検討していきたいということです。