富山市議会の9月定例会が開会し、7月の豪雨被害の復旧工事費など過去最大の災害関連予算を含む39億8910万円の補正予算案が提出されました。

4日開会した富山市議会9月定例会には、一般会計で39億8910万円の補正予算案が提出されました。

このうち14億5500万円が5月から7月の豪雨被害の復旧工事費などで、災害関連としては過去最大です。

具体的には、住民が自主的に土砂の撤去などを行った町内会に一律10万円を支給する予算などが盛り込まれました。

富山市の藤井市長は、来年度予算案について、少子化・こども政策の抜本的な強化など、大きな財政需要が見込まれることから「大変厳しい予算編成になる」との見通しを示しました。9月定例会は今月26日までです。