原爆の恐ろしさを語り継ぐ活動に役立ててもらおうと、労働団体・連合山口が県原爆被爆者支援センターゆだ苑に寄付金を贈りました。

連合山口の伊藤正則会長が、ゆだ苑の八代拓理事長におよそ190万円の目録を手渡しました。
組合員の寄付などで集めたもので、2010年から毎年を続けていて、ゆだ苑では被爆者の支援や次の世代に原爆の恐ろしさを語り継ぐ活動に役立てたいとしています。

連合山口・伊藤正則会長「若い人たちへの平和の大事な気持ちについて、ゆだ苑を通じて活動を展開してほしいという思いの中で続けさせていただいています」
県原爆被爆者支援センターゆだ苑・八代拓理事長「こうした寄付金をいただけることが、ゆだ苑を存続させ、被ばく者支援を続けていくかぎになってきます。連合さんからの寄付を、大変ありがたく感じています」

今月6日には、原爆で亡くなった人を追悼し平和を祈る式典「山口のヒロシマデー」が開かれます。