明治安田生命J1リーグは第26節が行われ、アルビレックス新潟はホーム・デンカビッグスワンで浦和レッズに1対1で引き分けました。
過去J1での対戦成績は1勝5分23敗と苦手としている浦和レッズを相手に、アルビレックス新潟はパスを回しながら攻撃の糸口を探ると、前半32分には右サイドからMF長谷川巧がドリブルで仕掛けてペナルティーエリアに進入します。しかし、浦和DF明本考浩やMF岩尾憲の激しいタックルに合い、シュートまで持ち込めません。
試合が動いたのは前半38分。浦和のコーナーキックからMF関根貴大がヘディングシュート。このボールがアルビMF長倉幹樹の手にあたったとしてPKの判定に。これを浦和DFアレクサンダー・ショルツに決められて先制点を奪われます。
それでもアルビはしっかりとボールをつなぎ攻撃を仕掛けますが、浦和のコンパクトな守備をなかなかかいくぐることができません。
後半28分、アルビは3枚替え。FW鈴木孝司、FW高木善朗、MF島田譲に代えて、FW小見洋太、MF松田詠太郎、MF秋山裕紀を投入します。
すると後半36分でした。MF松田詠太郎が右サイドから中央にカットイン。中央のボールを送ると、こぼれたところにFW小見洋太が詰めて流し込みました。小見のJ1初ゴールで同点に追いつきます。
その後、何度もチャンスを作りましたが、勝ち越すことができなかったアルビ。この試合は1対1の引き分けに終わりました。