2日未明、岩手県花巻市の住宅で網戸が壊されているのが見つかりました。クマによる被害と見られ、警察が周辺の住民に注意を呼び掛けています。
被害にあったのは花巻市鉛の住宅です。花巻署によりますと、2日午前0時ごろ、家の裏から物音がするのを住宅に住む73歳の男性が聞いたということです。男性が朝確認したところ、網戸が壊されているのを見つけ警察に通報しました。壊されたのは住宅の南東側にある窓の網戸で地上から160センチの高さにありました。網戸にはクマの爪痕とみられる大きさ1センチほどの穴がおよそ10か所あいていたということです。また、網戸下の壁にはクマのものとみられる足跡も数か所確認されました。現場付近は住宅が点在していて、警察がパトロールをして周辺の住民に注意を呼びかけています。