富山湾の秋の味覚を代表するベニズワイガニ漁が2日解禁され、新湊漁港には2000匹を超えるベニズワイガニが水揚げされました。

射水市の新湊漁港には、水揚げされたばかりのベニズワイガニが床一面にびっしりと並べられました。解禁後初となる水揚げ初日の2日は例年より3割ほど少ない2100匹が水揚げされ、セリでは仲買人が次々と競り落としていました。新湊漁協が品質を認めた甲羅の幅が14センチ以上、重さが1キロ以上となる最上級のブランドガニ「極上・高志(こし)の紅(あか)ガニ」の水揚げは2匹でした。

また、ことしは大きくて形がよく質の高いカニが多くとれ、浜値は例年の2倍となっています。ベニズワイガニ漁は来年5月までで冬にかけて最盛期を迎えます。