ロシアからの領土奪還に向け、ウクライナ軍が反転攻勢を進めるなか、南部の戦闘でウクライナ軍による注目すべき進展があったとアメリカ政府高官が明らかにしました。

アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は1日、南部ザポリージャ州での戦闘で、「これまでの72時間でウクライナ軍による注目すべき進展があった」と明らかにしました。

南部の都市ザポリージャからウクライナ軍が南に向かって反転攻勢を進める中で、「ロシア軍の2番目の防衛ラインに対して、いくつかの戦果を挙げた」としています。

一方、ロシアが新型ICBM「サルマト」を実戦配備したと明らかにしたことについて、カービー調整官は「報道は確認しているが、それを確認する立場にはない」としています。