関東大震災から100年を迎え、きょう、デマを理由に虐殺された朝鮮人を悼む式典が行われましたが、「ヘイトスピーチ」と認定された発言をした団体に式典が行われた同じ場所の使用許可が与えられるという異例の事態となっています。
関東大震災では、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などとするデマが広がり、自警団などによって朝鮮人や中国人、日本の地方出身者らが虐殺されました。
東京都慰霊堂がある横網町公園には虐殺の犠牲となった朝鮮人の追悼碑があり、1974年から毎年、9月1日に式典が行われてきました。
追悼式典の実行委員長
「流言飛語が簡単に広がり、それを信じてしまったという当時の状況を、今に生きる私たちはきちんと考える必要がある」
近年、人種差別的な発言=「ヘイトスピーチ」と認定される発言をした団体が式典を妨害する行為が問題となっていましたが、東京都は今年、この団体に朝鮮人追悼碑の前の敷地を使うことを許可するという異例の事態となりました。
朝鮮人の追悼式典を主催した団体は、「死者を冒涜するもので、使用許可を与えた東京都の責任も重い」と批判しています。
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