地域の特産品に対する知識を深めようと、大分県宇佐市の高校生が地元のワイナリーでブドウの収穫を体験し、ワイン作りの工程を学びました。

宇佐市にある県立安心院高校では授業の一環として地域の文化や特産品について学ぶ総合学習を行っています。1日は安心院高校の1年生67人が、ブドウの生産からワイン作りまでを一貫して行う安心院葡萄酒工房を訪れ、地元の特産品であるワインの生産工程を学びました。ワインの原料となるブドウは今が収穫のピークを迎えていて、体験した生徒たちは慣れない作業に笑顔を見せていました。

(体験した生徒)「ワインを作る工程がとても長くてちゃんと人の手で作られているというのがすごいなと思いました」

学校では、こうした体験を通じて生徒たちに地元への愛着を深めてもらいたいと話しています。