一方で、SBCが夏の県大会でベスト4に入った高校に取材したところ、4校とも「丸刈り」と回答。


お金や時間がかからないことやチームの団結感などが理由で、指導者からは「丸刈り自体は“悪しき習慣”なのではなく、それぞれの部や選手が考え判断することが大事」という声や、「髪形以外の部分で、選手に考えて行動させるような指導をしている」などの声も聞かれました。


田中健太監督:
「何がいいとか悪いとかそういうことではなくて、うちはこういう形で将来に繋がる、自分で考えられる人間になって高校卒業しようっていうところでの一つの取り組みなので、自分たちの人生ですし自分たちが好きでやってる野球なので、大人から言われることももちろんありますけども、やっぱり自分でいろいろなことを考えて責任を持ってやるっていうのが将来に繋がるとは思います」

髪形に限らず、何を選び、何を大切にするのか。

子どもたち自身が考え行動できることが、求められている姿かもしれません。