大分市内の中学校で31日に出された給食の中にホチキスの針のような異物が混入していたことがわかり、市教委が原因を調査しています。
大分市教育委員会によりますと31日午後、城東中学校の給食時間に1年生の男子生徒が、とんこつフォーの中にホチキスの針のような異物が入っているのに気づきました。混入していたのは長さおよそ1センチのホチキスの針のようなコの字型の金属です。生徒はこの金属を口にしておらず、けがなどの健康被害はありませんでした。

この給食は大分市の東部共同調理場で作られ、ほかに7つの学校にも配送されていましたが、同じような異物の混入はありませんでした。共同調理場や中学校では普段、このサイズの針の文具を使っていないということで市教委が原因を調べています。市教委は今後、食材を受け取る際に丁寧に目視をするなど各調理場に指導するとしています。