将棋の「王座戦五番勝負」第一局で、前人未到のタイトル「八冠」がかかる藤井聡太七冠ですが、永瀬拓矢王座に敗れ、初戦を落としました。

きょう、神奈川・秦野市の温泉旅館で行われた王座戦五番勝負の第一局。前人未到のタイトル「八冠」がかかる藤井聡太七冠(21)は、王座戦4連覇中の永瀬拓矢王座(30)に挑みましたが、午後9時すぎに対局が終わり、150手目で永瀬王座の勝利となりました。

藤井七冠は対局後、「早くも厳しい状況になったが、できる限り良い状態でまた対局に臨みたい」などと話しました。

先に3勝した方がタイトル獲得となり、藤井七冠がリベンジを果たすのか、永瀬王座が防衛に王手をかけるのか、王座戦五番勝負第2局は来月12日に神戸市で行われる予定です。