一般開放に向けて準備が進む「黒部宇奈月キャニオンルート」について、来年の6月30日からツアーを開始することが分かりました。

これは31日開かれた「黒部ルート一般開放・旅行商品化準備会議」で明らかとなったものです。

黒部宇奈月キャニオンルートは黒部峡谷の欅平から黒部ダムまでおよそ18キロにわたって黒部川第四発電所の建設などに伴い、関西電力が工事用として整備したルートです。

今回組まれたツアーは1泊2日を前提に4コース設けられ、宇奈月駅を出発し宇奈月温泉もしくは立山室堂で宿泊、また、黒部ダムを出発し大町温泉郷もしくは宇奈月温泉で宿泊するコースとなっています。

ツアーには専門ガイドが同行し、最大で1日100人まで参加できます。実施期間は来年の6月30日から11月末までとなる予定でシーズン中は最大で8000人ほどの受け入れが可能だということです。ツアーの販売は来年1月下旬から始まります。