中学生が日常生活の中で感じたことや社会に訴えたいことを発表する「少年の主張」大分県大会が31日玖珠町で開かれました。

(竹田市立竹田中学校・今口花怜さん)「私は違いを感じたときは、その人と話をして、理由を考えたいです。その人自身をそして、その人を取り巻く環境や文化を知ることが大切だと思います」

「少年の主張」県大会は中学生が日ごろ感じていることを柔軟な発想や視点から広く社会に訴えるもので、毎年この時期に開催されています。45回目の大会にはおよそ1500人から応募があり、事前審査を通過した10人が31日自分の思いを発表しました。

このうち竹田市立緑ヶ丘中学校3年の山村隆文さんは「感謝を伝えることの大切さ」を演題に語りました。

(竹田市立緑ヶ丘中学校・山村隆文さん)「当たり前と感じている日々も、いつ終わってしまうか分かりません。だから一度でいいから恥ずかしがらず泣いてもいいから、感謝を伝えてみてください」

審査の結果、好きなことに挑戦することの意義を主張した玖珠町立くす星翔中学校3年の平井さくらさんが最優秀賞に輝きました。