岩手県内で飼育された牛の品質や体型の美しさを競う「畜産共進会」が31日、雫石町で始まり、初日は黒毛和種の審査が行われました。

31日の黒毛和種の審査では、雫石町のJA全農いわて中央家畜市場にあわせて54頭が集められました。
牛の体型は横から見た時に長方形に見え、後ろから見た時に丸形に見えるのが理想とされ、審査員が、一頭一頭の体型に加え筋肉のつき方や立ち姿などをチェックしていました。
畜産共進会には、担い手の育成を目的にした部門も設けられていて、今年は奥州市胆沢の佐藤久江さんが出品した「かねまる号」が一等賞に輝きました。
県畜産共進会は11月18日まで行われる予定で、ホルスタイン種、日本短角種など残る4部門の審査が行われます。