熱中症を防ごうと、全国の自治体が公共施設などを市民に開放している「クーリングシェルター」。
この動きが新潟県内でも広がっています。見附市では、31日も利用する市民の姿がありました。
【記者リポート】「照りつける強い日差し。正午の見附市です。手元の温度計では36度を表示しています。この厳しい暑さをしのごうと、市が開放しているのがこちらの交流施設です」

「市民交流センターネーブルみつけ」です。館内では…

【記者リポート】「冷房が効いていて快適です。具合が悪くなりそうな前にこのテーブルやイスがあるスペースで涼んで良いということです」
熱中症予防のため、自治体が冷房の効いた施設を開放するこの取り組みは、「クーリングシェルター」といい、見附市では、この夏初めて図書館や公民館など11の施設で実施しています。

Q「涼しいですか?」
【利用者は】「そうだね」
Q「冷房使用は電気代気になる?」
【利用者は】「だからここに来るんです。ずっといる、布団持ってこないと」

【見附市危機管理室 水嶌将士 主事】「体調不良を感じる前に、ぜひ気軽に利用していただきたいと思っています」

県内では、新潟市や、長岡市、五泉市などでも同様の取り組みが行われていて、熱中症対策が広がっています。
