岸田総理は今夜、地元・広島県選出の国会議員らとの会合で、東京電力・福島第一原発の処理水放出について、「苦しい立場だ」「難しいが、頑張ってやっていく」などと心中を明かしました。

岸田総理は今夜、東京・千代田区の中華料理店で、地元・自民党広島県連に所属する国会議員らと会食しました。

会食に参加した議員によりますと、岸田総理は中国などが反発する福島第一原発の処理水の海洋放出について、このまま進めることへの理解と協力を求めたということです。

自民党 平口洋 衆院議員
「いろいろ(処理水の)放流の問題とか、苦しい立場なんでよろしくというような話だった。難しいけど、いろいろ頑張ってやっていきますと」

岸田総理はあす午前には東京・江東区の豊洲市場を視察するほか、漁業関係者への支援策をめぐって関係閣僚と協議することにしています。