今年6月、中学校のプールで、1500トンの水が流出した問題を調べていた山口県平生町は「原因究明に至らなかった」として調査を終えました。

町によりますと今年6月、平生中学校のプールでおよそ1500トンの水が流出していたことが分かりました。

25メートルプール4杯分ほどにあたるもので、水泳の授業が始まる前の今年5月末に、水道企業団の職員がメーターの使用量を見て発覚しました。

昨シーズンの授業を終えた去年7月末に元栓や止水栓を閉めたということで、町では、何者かが操作した可能性があるとして、原因を調べていましたが究明には至りませんでした。

6月の町議会では水道代、およそ38万円を増額する補正予算案が可決されています。

町は再発防止に向けて学校の水道の元栓を鍵付きのボックスに改修工事をする予定です。