9月に行われる大相撲秋場所の番付で小結に名を連ね、新三役昇進を果たした盛岡市出身の錦木が30日、盛岡市内のホテルで会見し、抱負を語りました。

(新小結 錦木)
「小結の(文字の)下に自分の名前があって良かったなと思った。努力し続けたおかげて、遅いですけど三役まで上がったということで良かったと思う」

錦木は前頭筆頭で臨んだ先場所・名古屋場所で横綱・照ノ富士から金星を挙げ、終盤まで優勝争いに絡む活躍を見せて10勝5敗と勝ち越しました。
しかし快進撃を見せた先場所を、嬉しさもあるが悔しさもある場所だったと振り返ります。

(新小結 錦木)
「全体的に通したら、殊勲賞ももらいましたし最高位で10勝もできたんですが、後半戦で負けが込んでしまったので悔しい」

岩手県出身力士としては栃乃花以来23年ぶりの三役昇進。それ以上の躍進が期待されますが今後の目標は。

(新小結 錦木)
「引退しない限りは上を目指して頑張りたいと思います。まだ上に関脇、大関、横綱とあるので一つずつ段階をクリアしたいなと思っています」

錦木が東の小結として臨む大相撲秋場所は、9月10日に初日を迎えます。