山口県下関市の下関市立大学が文部科学省に申請していた新学部の設置について、大学設置・学校法人審議会で審議され、判定を「可」とする答申がされたことが、30日発表されました。

設置の申請がされていたのは「データサイエンス学部」です。

大学は1962年の開学以来、経済学部だけの単科大学ですが、総合大学化を目指して協議を進めことし3月、新学部の設置を申請しました。データサイエンス学部では情報を収集し分析、研究によって社会の課題の解決や新しいビジネスを提案できる専門家を養成することを目指したいとしています。

定員は80人で、経済学部の定員が減ることで大学全体の定員450人に変更はありません。

この答申を受けて、文科大臣が許可を行い、来春の開設が正式に決定します。大学構内ではすでに校舎の建設が進められています。