相次ぐ情報漏えいを受け、富山市は教育委員会を含む職員を対象とした研修会を29日開きました。

研修会は富山市で相次ぐ情報漏えいがヒューマンエラーによって起こっていることから再発防止を目的に市が開いたもので、この日は富山市役所の各部署から管理職を含むおよそ320人が参加しました。

富山市ではことし5月、水橋中学校で1年生の女子生徒13人分の個人情報が書かれた「災害用引き渡しカード」を紛失したほか、先月、豊田小学校では教諭が児童の成績などの書類を酒に酔って落とすなど今年度に入り4件の漏えいが確認されています。

参加した職員は、ミスを防ぐために仕事の流れを見直すことや、業務の自動化や簡素化によりミスが起きづらい仕組みをつくることの重要性などを学んでいました。

参加した職員:
「複数人で改めてチェックをしていく必要があるなと感じました」
「二重チェックしたときに(誤りなどが)見つかることも今まであったので。時間にゆとりをもって業務をしたいと思います」