北朝鮮の金正恩総書記は日米韓3か国を非難した上で、海軍に核兵器を本格的に配備する方針を表明しました。

「金正恩同志に謁見するために整列しました」

北朝鮮メディアによりますと、金正恩総書記は27日、海軍司令部を訪問しました。隣には娘も。その姿が報じられるのは、およそ3か月半ぶりです。

金総書記はこの日の演説で「海軍は今後、国家核抑止力の構成部分になる」などと述べ、海軍へ新型兵器や核兵器を配備する方針を示しました。

また、日米韓の首脳を「ごろつきの親分ども」と呼び、「3か国が共同訓練の実施」に今月合意したことを非難しました。

一方、韓国では、あさってまでの日程で実施されている米韓合同軍事演習の様子を韓国軍が公開し、北朝鮮による挑発行為に備えた連携強化を強調しました。