新潟県湯沢町三国のスキー場内でクマ1頭が目撃されました。
クマが目撃された場所は、7月に男性がひっかかれる被害のあった場所にも近いことから、警察と湯沢町役場では改めて注意を呼び掛けると共に警戒を続けています。
警察によりますと、29日午後1時半ころ「苗場スキー場内で体長1.5mほどのクマ1頭がいた」という通報があったということです。
スキー場内の宿泊施設からおよそ50mしか離れていないところで目撃されたクマはゲレンデの山頂に向かい「筍山の方へ立ち去った」と、目撃した宿泊施設の職員は話しているということです。
7月には、現場付近で朝の散歩をしていた70代の男性が、やぶの中から出てきた体長およそ1mのクマに腕をひっかれる軽いけがをしています。
その後、新潟県内ではクマによる人的被害は報告されていないということですが、新潟県では引続き『クマ出没警戒注意報』を発表しており、7月18日から2カ月間を「クマ出没警戒強化期間」として注意を呼びかけています。
