防衛省はきのう、陸上自衛隊第5施設隊が北海道鹿追町の然別駐屯地で射撃訓練を実施した際、発射した砲弾1発の着弾が現在も確認できていないことを明らかにしました。演習場の外に着弾した可能性も「否定できない」とのことです。

訓練はきのう午後0時50分頃に行われ、使用されたのは84ミリ無反動の対戦車榴弾とのことです。

砲弾は然別演習場対戦車火器射場から北東方向の的に向けて発射されましたが、そのうち1発の着弾が確認できず、現在も部隊が演習場内を捜索しています。

防衛省によると「部外からの被害の連絡はない」とのことですが、「演習場外に着弾した可能性も否定できない」との見解を示しています。