27日夜行われたバスケットボール男子ワールドカップで、日本はフィンランドに逆転勝利を飾りました。富山市出身の馬場雄大選手も反撃の狼煙を上げる3ポイントシュートを決めるなど、世界大会で17年ぶりとなる歴史的勝利に貢献しました。

第1戦のドイツ戦を落とし、2次ラウンド進出へ負けられない日本は、世界ランク24位、格上のフィンランドと対戦。この日、日本の初得点を決めたのはこの男でした。

先発出場した馬場が相手のパスをカット。気迫のダンクでチームを勢いづけます。

しかし、後半、最大18点差をつけられる厳しい展開となりますが、ここで嫌な流れを断ち切ったのも、馬場でした。

第3クウォーター終了間際…。

馬場のスリーポイントで10点差に詰め寄めよると。馬場に続き若手の富永、河村が躍動…。ついに逆転に成功します。

馬場は守備でもチームに貢献します。そして…。
馬場はこれまでも代表の主力としてコートに立ってきましたが、2019年の前回大会は5戦全敗。おととしの東京オリンピックでも3戦全敗と苦汁をなめてきました。

それバネにした世界大会で17年ぶりの歴史的勝利。日本は1勝1敗とし、2次ラウンド進出への望みをつなぎました。次戦は優勝候補のオーストラリアと対戦します。