岩手県沖にある台風10号は進路を東寄りに変えて日本列島から離れていっています。ただ28日夕方までは引き続き高波に警戒が必要です。

気象庁によりますと、台風10号は28日正午には宮古市の東の海上230キロを時速30キロの比較的早いスピードで北北東に進んでいました。
すでに台風は遠ざかり始めていて、この後、進路を東寄りに変え、夜には東の海上に離れて行く見込みです。
三陸沖は風が強まり、うねりをともなってしけとなっていて、沿岸には波浪警報が出されています。
大槌町の浪板海岸では雨は小雨程度でしたが、海はうねり、波が激しく岩に打ちつけ白波を立てていました。
28日午後6時ごろまでは高い波に警戒、強風に注意が必要です。波の高い状態は29日午前中まで続くでしょう。