9月2日午後9時には強い勢力のまま南シナ海を西にゆっくり進みます。
中心気圧 980 ヘクトパスカル、中心付近の最大風速 35 m/s 、最大瞬間風速 50 m/s となっています。
台風9号は、非常に強い勢力でバシー海峡へ進む見込みです。先島諸島の沿岸の海域ではうねりを伴い、台風の進路等によっては、30日から31日にかけて大しけとなるおそれがあります。
石川博康 気象予報士
「台風11号は31日から9月2日ごろにかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。
ここで気になるのは、台風11号が、先に発生した台風9号に接近することです。これによって動きが複雑になる可能性があるんです。
2つが接近して動きが複雑化することを「藤原の効果」と言って、2つの台風が合体してさらに強くなる可能性もありますし、反発するように互いが離れる動きを取る可能性もあります。
なので進路予想が変化する可能性もあります。
8月から9月にかけては台風が最も発生するシーズンですので、引き続き最新の情報に注意するようにしてください」